【VBA】On Error GoToの使い方【エラー処理】

VBA

On Error GoToステートメントはエラーが生じる可能性のある処理がある場合に用いられます。

このステートメントを使えば、エラーを回避し、加えてエラー時に実行したい処理を設けることができます。

 

そんなOn Error GoToステートメントについて簡単に解説していきます。

ちなみにエラー部分を無視して、以降の処理を正常に実行する『On Error Resume Next』も覚えておきましょう。

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On Error GoToステートメントの使い方

 

On Error GoToステートメントは、エラーでなければ「On Error GoTo ラベル名」以降の処理が実行されます。

ですが、エラーがあった場合には、「ラベル名:」以降の処理が実行されるようになっています。

 

On Error GoToステートメントの参考コード

次にOn Error GoToステートメントの具体的な使い方になります。

ここで使うエラーが生じるコード(存在しないシート参照)

例えば、下のように存在しないシートを参照しようとしたときのコードで試してみます。

 

上のコードを実行すると、存在しないシートを参照しようとして下のようなエラーが生じます。

 

On Error GoToを使ったエラー対策

上のコードに対して、On Error GoToを使って「エラーを回避し、エラー時の処理を設ける」ようにしてみます。

下はエラーが生じたら、メッセージボックスで”シートが見つかりませんでした”と表示するという内容にしています。

 

3行目と7行目の間にエラーが生じる記述をしています。

なので、このコードを実行すると8行目以降に記述された処理が行われるので、10行目の「MsgBox “シートが見つかりませんでした”」が処理内容になります。

ですので、下のような結果が得られます。

 

注意上のコードの6行目には「Exit Sub」という記述があります。

この記述がない場合、エラー時の処理まで行ってしまうので注意です。

 

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