本記事では「複合代入演算子の使い方」について解説していきます。
複合代入演算子とは
「=」は代入演算子と呼ばれます。
その「=」は変数に代入する際に用いられます。
var i = 5; //変数iに5を代入
そして、複合代入演算子は”現時点の変数を使って計算し、その変数に代入する”というモノになります。
var i = 5;
// 「i = i + 2」と同じ意味
i += 2; // 変数iの値は「7」になる
複合代入演算子の種類
代入演算子の種類は下の通りです。
代入演算子 | 名称 | 記述 | 記述例の意味 |
= | 代入演算子 | i = 2 | iに「2」を代入する |
+= | 加算代入演算子 | i += 2 | iに「i + 2」を代入する |
-= | 減算代入演算子 | i -= 2 | iに「i – 2」を代入する |
*= | 乗算代入演算子 | i *= 2 | iに「i * 2」を代入する |
/= | 除算代入演算子 | i /= 2 | iに「i / 2」を代入する |
%= | 剰余代入演算子 | i %= 2 | iに「i % 2」を代入する |
算術演算子自体がイマイチの方は下の記事を読んでみてください。
【C#】算術演算子の使い方【種類・優先順位】
本記事ではC#で用いられる算術演算子について解説していきます。
算術演算子の種類
C#の算術演算子の種類は下の通りです。
算術演算子
名称
意味
使い方
+
加算演算子
足し算を行う
3+2 (5...
代入演算子の使い方
では、実際に上で紹介した複合代入演算子を使って計算してみます。
その計算部分は10・13・16・19・22行目になります。
1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30 31 |
using System; namespace sample { class Program { static void Main(string[] args) { var num1 = 5; num1 += 2; var num2 = 5; num2 -= 2; var num3 = 5; num3 *= 2; var num4 = 5; num4 /= 2; var num5 = 5; num5 %= 2; Console.WriteLine($"加算代入演算子:{num1} \n" + $"減算代入演算子:{num2} \n" + $"乗算代入演算子:{num3} \n" + $"徐算代入演算子:{num4} \n" + $"剰余算代入演算子:{num5}"); } } } |
そして、上のコードを実行すると下のような結果が得られます。
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