配列に要素を1つずつ代入していくのは手間です。
そういう時は”Array関数”を用いることで、一文で指定した要素を持つ配列を生成することができます。
本記事ではそんなArray関数について解説していきます。
Array関数の記述方法
Array関数の記述は下の通りです。
Array(要素1, 要素2, …)
格納したい要素は”カンマ区切り”で指定することで複数の値を設定することができます。
また、Array関数の戻り値は”Variant型”なので、Variant型で必ず宣言しましょう。
Array関数の確認コード
下のコードを使って「Array関数を使った配列を生成」はどのように動くかを確認してみましょう。
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Sub sample1() Dim values As Variant: values = Array(27, "田中", #12/6/2020#) Debug.Print values(0), values(1), values(2) End Sub |
上のArray関数を用いた生成された配列のイメージは下の通りです。
Array関数の戻り値は”Variant型”です。
なので、上のコードの2行目のように「数字や文字列、日付でもなんでも入れられる配列」となっています。
そして、生成される配列のインデックスの下限値は『Option Baseステートメント』に従います。
なので、『Option Baseステートメント』を指定していなければ、生成された配列のインデックスは”0”からのスタートになります。
また、格納される値の順番は指定が早い順から入れられていきます。
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