VBでコーディングをしているとたくさんの疑問が生まれるかと思います。
そして、「手動だったら分かるけど、VBで自動で行うためのコードの書き方が分からない」というケースが結構あるかと思います。
そういう時に便利なのが『マクロの記録』というエクセルに備わったツールを使うと解決の糸口になったりします。
本記事ではそんな『マクロの記録』というツールの使い方を解説していきます。
マクロの記録の使い方
マクロの記録のやり方は下の通りです。
「開発」タブをクリック
→「マクロの記録」をクリック
→コードに書き換えたい動作を行う
→終わったら、「記録終了」をクリックする
→開発画面の標準モジュールが追加されているので、内容を確認する
「マクロの記録」をクリックすると、上のような表示が出ます。
ただコードの確認をしたいだけの場合は、何も変更せずに下の「OK」をクリックるだけで大丈夫です。
今回の場合は、『表のデータを棒グラフにする』という動作をコード化しています。
コード化したい動作が終わったら、もともと「マクロの記録」だった部分が「記録終了」に変わっているので、そこをクリックしましょう。
「記録終了」をクリックしたら、開発画面の標準モジュールが追加されています。
その中身を確認してみると、先ほど行った動作のコードが記述されています。
このコードを実行すると手動で操作したときと同じ結果が得られます。※得られないことも多々あるが…。
マクロの記録を使うときの注意点
上までの説明だと、マクロの記録で「手軽にコーディングができたり、自分が分からない処理を記述するときに便利だ」という印象を持つかもしれません。
しかし、実際に使ってみると”無駄な記述が多い”という欠点に気づくかと思います。
それこそ、「本来数行で終わることを何十行も記述している」ということも結構あります。
エンジニアによっては「一行でも無駄があるのは気に食わない」という人もたくさんいます。
「無駄を省き、よりプログラム実行時の待機時間を減らせるか」という観点で考えるエンジニアにとっては、正直マクロの記録で得られたコードをそのまま使うことはほぼありません。
なので、”マクロの記録は分からない部分のヒントを得る”ぐらいの気持ちで使ったほうがいいかと思います。
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