本記事では「配列とfor文」について解説していきます。
配列とfor文を組み合わせた繰り返し処理
ここではfor文と組み合わせて、配列内の値を取得するサンプルコードを紹介します。
配列とfor文ですべての要素にアクセスする
まずはfor文と組み合わせて、配列の全てにアクセスする方法です。
下は「配列で要素を全てコンソールに表示する」というコードになります。
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using System; namespace sample { class Program { static void Main() { var names = new string[] { "田中太郎", "鈴木一郎", "佐々木次郎" }; for (var i = 0; i < names.Length; i++) { Console.WriteLine(names[i]); } } } } |
11行目:for (var i = 0; i < names.Length; i++)
この行で使われている『配列名.Length』は格納された要素数を取得する。
今回は文字列が3つ格納されていることから、要素数は”3”ということになる。
つまり、条件は「i < 3」となる。
13行目:Console.WriteLine(names[i]);
変数i(ループカウンター)を使って、インデックス0~2の要素を取得している。
実行結果
田中太郎
鈴木次郎
佐々木三郎
配列とfor文で計算する
次にfor文と組み合わせて、配列内にある数値を使って計算する方法になります。
下は「1人の5教科の点数の合計を計算する」というコードになっています。
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using System; namespace sample { class Program { static void Main() { var scores = new int[] {60, 80, 40, 50, 45}; var total = 0; for (var i=0; i<scores.Length; i++) { total += scores[i]; } Console.WriteLine(total); } } } |
14行目:total += scores[i];
上では加算代入演算子を使って、変数totalに配列内の数値を足し算している。
実行結果
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