Excelの『MID関数』は一般的には”対象セルに入っている文字列や数字を開始位置と文字数を指定して抽出する”ためのモノです。
ちなみに似たような関数に『LEFT関数』『RIGHT関数』があります。
では、さっそく解説していきます。
MID関数の使い方
ここではMID関数の「記述の仕方」「具体的な使い方」について解説していきます。
MID関数の記述の仕方
MID関数の記述は下の通りです。
=MID(文字列,開始位置,文字数)
・文字列:取り出したい文字を含んだ文字列またはセルを指定する。
・開始位置:左から何文字目から抽出し始めるかを指定する。
・文字数:第二引数のスタート地点から何文字抽出するかを指定する。
例えば、「セルA1の文字列を3文字目から2文字抽出」したいなら『=RIGHT(A1,3,2)』となります。
MID関数の具体的な使い方
例えば、下のように「住所(郵便番号を含む)から県名を抽出する」といった内容で説明します。
上ではMID関数の第一引数である文字列を『セルB2』に指定しています。
そのセルの文字列である「〒279-0031 千葉県浦安市舞浜1−1」という文字列から「千葉県」を抽出したいので、第二引数の開始位置は『11(”千”の部分)』で、第三引数の文字数は『3(千葉県は三文字だから)』と指定しています。
その結果、上の表のようにセルC2で”千葉県”が入力されるようになります。
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