【VBA】シート上の特定の1件のレコードをリストボックスに表示する

VBA

本記事では「シート上にある特定の1件のレコードをリストボックスに表示する」方法を解説していきます。

例えば、「フォーム上に検索用のテキストボックスがあるのなら、そこに入力された値に関連するレコードをリストボックスに表示する」といったときに使えたりします。

 

ちなみに下の記事の場合、シートにある全てのレコードを表示する方法を紹介しています。

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本記事で使う表は下の通りです。

 

では、さっそく解説していきます。

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シート上にある特定の1件のレコードをリストボックスに表示する

 

まず初めに「リストボックスの表示カラム数を設定」しておきます。

プロパティウィンドウにある「ColumnCount」欄に表示したい数を入力します。※今回は5つのカラムなので”5”と入力しています。

 

そして、今回はシート上にある鈴木次郎のレコードをリストボックスに表示させるという内容にします。

そのコードが下の通りです。

4~5行目:リストボックスに表示したいレコードの行数を取得。

※フォーム上で入力した値から検索をかけたいのなら、Findメソッドの引数Whatの値を変えればOK。

8行目:表の最終列数を取得。

11行目:4・8行目で取得した値を使って、指定した1レコードすべてのデータを配列に格納する。

15行目:リストボックスに11行目で取得した配列を渡す。

 

上の11行目で取得した1レコードが入った配列は下のようになっています。

1レコードで複数のカラムをリストボックスに渡したい場合は配列の1つの要素に配列を格納する必要があります。

そうすると、リストボックスは下のように表示されます。

 

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