本記事では『String関数』について解説していきます。
そのString関数は”指定した回数、指定した文字を繰り返す”という関数です。
String関数の使い方
ここではString関数の簡単な解説をします。
String関数の書式は下の通りです。
| 引数 | 意味 |
| 繰り返す回数 | 「文字を並べる数（Long型）」を指定する |
| 値 | 「繰り返す文字・文字列式（文字コード）」を指定する
※文字列の先頭に空白（null）が含まれると空白が返される |
String関数の書式は「繰り返す回数」と「繰り返す文字」を指定します。
そして、繰り返す文字では、文字以外に文字コードで指定することも可能です。
また、2文字以上の文字列を指定した場合、その先頭の文字だけを繰り返します。
String関数の参考コード
ここではString関数がどう動くかを確認していきます。
下では「文字指定で”あ”を繰り返す」「文字コード指定で”あ”を繰り返す」「文字コードで”改行”を繰り返す」「文字列”あいうえお”を指定した場合どう動くか」を確認していきます。
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Sub Sample1() MsgBox "「あ」を5回繰り返す：" & String(5, "あ") & vbCrLf & _ "文字コードで「あ」を5回繰り返す：" & String(5, -32096) & vbCrLf & _ "改行を3回繰り返す：" & String(3, 13) & vbCrLf & _ "「あいうえお」を指定：" & String(5, "あいうえお") End Sub |
そして、上のコードを実行すると下のような結果が得られます。
上の結果では文字指定でも文字コード指定でも”あ”が繰り返されています。
もちろん、文字コード指定で”改行”は繰り返されています。
そして、最後に文字列で「あいうえお」を指定した際には、頭文字の”あ”が繰り返されています。
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