Excelの『FIND関数』は”指定した文字が対象文字列の何番目にあるかを求める”ための関数です。
そんなFIND関数は他の関数の引数に使うケースもあるので、ぜひ覚えていってください。
では、さっそく解説していきます。
FIND関数の使い方
ここではFIND関数の「記述の仕方」「具体的な使い方」について解説していきます。
FIND関数の記述の仕方
FIND関数の記述は下の通りです。
=FIND(検索文字列,対象,[開始位置])
引数 | 意味 |
検索文字 | 「検索したい文字列」を指定する |
対象 | 「文字列を検索する対象」を指定する |
開始位置
※省略可 |
「対象文字列内での検索開始位置」を指定する |
FIND関数の具体的な使い方
ここでは例として「住所から”県”という文字が何文字目にあるか」という内容でFIND関数を使ってみます。
セルC3ではFIND関数の第一引数である『検索文字』に”県”を指定しています。
この検索文字の対象となる第二引数『対象』には”セルB3(千葉県浦安市舞浜)”を指定しています。
その結果、「千葉県浦安市舞浜」の文字列では「県」は3番目にあるので、結果を表示するセルC3には”3”が表示されています。
ちなみに、上で出した結果に「+1」すると、市町村の開始位置になります。
この値を他の関数の引数にするといった使い道もあったりするので、FIND関数を柔軟に使えるようにしましょう。
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