「指定する列数は分かっているのに、シートの列文字が分からない」
上はRangeオブジェクトで範囲で指定したい場合には上の問題で困るかと思います。
なので、本記事では「Range指定で使う列文字を列数から取得する方法」という内容で書いていきます。
今回使う表は下を使います。
では、さっそく解説していきます。
Range指定で使う列文字を列数から取得する方法
今回は列文字を取得するために『Chr関数』を使います。
この関数は引数で指定した文字コード(Shift_JIS)に対応する文字を返します。
※ちなみにUnicodeの場合はChrW関数を使う。
下がChr関数を使って列文字を取得するコードになります。
今回は「セルC1を選択する」という内容で書いています。
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Sub sample() Dim columnNum As Long columnNum = 3 'C列の列文字 ' Chr(64 + 3) → "C" Sheets("Sheet1").Range(Chr(64 + columnNum) & 1).Select End Sub |
アルファベットの文字コードは”64”以降で”連番”となっています。
※つまり、アルファベット「A」の場合なら、”65”になるわけです。
そして、今回はアルファベット「C」を取得したいので、記述は「Chr(64 + 3)」としています。
ちなみに上のコードを実行すると下のような結果となります。
このようにもしも「Rangeで範囲指定したいときに、列数は分かっていて、列文字を取得したい!」というときには、上のようにChr関数を使って取得してみてください。
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