本記事では条件に応じて足し算ができる『SUMIF関数』について簡単に解説していきます。
シンプルな足し算ができる『SUM関数』に条件が足された関数というイメージでOKです。
では、さっそく解説していきます。
SUMIF関数の使い方
ここではSUMIF関数の「記述の仕方」「具体的な使い方」について解説していきます。
SUMIF関数の記述の仕方
SUMIF関数の記述は下の通りです。
=SUMIF(条件範囲,合計したい行の条件,合計したい行の範囲)
・条件範囲:「合計したい行の条件」の対象範囲を指定
・合計したい行の条件:「条件範囲」の範囲内で合計したい行の条件を指定
・合計したい行の範囲:「合計したい行の条件」の対象範囲を指定
SUMIF関数の具体的な使い方
例えば、下は表で考えてみます。
下は「”田中”の合計点数を計算する」記述になります。
上では名前が入ったセルA2~A10を「条件範囲」に指定しています。
そうすると、それぞれに入った”田中・鈴木・斉藤”という名前によって行を識別できるようになります。
そして、「合計したい行の条件」には”田中”として文字列をしています。
これにより、上で指定した「条件範囲」内から”田中”と入ったセルの行を識別できるようになります。
最後に「合計したい行の範囲」では「条件範囲」と紐づける列(C2~C10)を指定しています。
そうすると、上のように条件である”田中”という文字列と合致した行と紐づいた「60」「30」「30」という数字が絞られ、それが計算されて「120」という値が表示されています。
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