「〇〇さんが作った、この資料(エクセル)見やすいね!」
エクセルでデータを扱うときは、ただデータが入力されていれば良いというわけではありません。
業務などではエクセルのデータを人間の目で確認することも多いことから、重要な部分を見逃さない・わかりやすい資料作りが重要になってきます。
そして、そういったわかりやすい資料には必ずと言っていいほど、文字色やセル背景色を変えられています。
そんな一目でわかるような資料作りを効率よく作成するのに役立つエクセルの機能『条件付き書式』がありますので、本記事では設定の仕方を解説していきます。
仕事ができるエクセル使いは絶対に知っているテクニックなので、ぜひ覚えていってください。
「条件付き書式」の設定の仕方
では、さっそく『条件付き書式』のやり方について解説していきます。
ここでは『売上が前年よりも下回っている(100%未満)場合にセル背景が赤くなる』という内容を下の表を使って説明していきます。
①「条件付き書式」を設定するセル範囲を指定する。
②上の「条件付き書式」タブをクリックする。
③「新しいルール(N)」をクリックする。
①「数式を使用して、書式設定するセルを決定」をクリックする。
②条件になる論理式を記述する。
③条件を満たしたときのセル変化を設定するため、『書式(F)』をクリックする。
今回はセルの背景色を変える設定をします。
①「塗りつぶし」タブをクリックする。
②セルの背景色を選択する。
上の操作後、「サンプル」欄にて指定した背景色が表示されるので、思った通りの選択ができたのなら『OK』をクリックしてください。
上の操作を終えると、元の画面に戻るので、条件である「論理式」、条件を満たしたとくの「背景色」に問題がなければ、『OK』をクリックします。
上までの設定を終えると、上の表のように100を下回るセルの背景色が変わるようになりました。
そして、他のセルの数値を100未満にすると、同様にセルの背景が塗りつぶされることを確認してみて下さい。
ここで説明した「条件付き書式」の場合、一目で売上高が不調の年が分かるようになりました。
このように条件付き書式は”表の見やすさ”を向上させることができる機能だったりします。
【おまけ】条件を満たしたら文字色を変える
上は「セルの背景色が変わる」でした。
ついでに、”文字色”を変えたい場合は『セルの書式設定』で下の操作を行うとできます。
①「フォント」タブをクリックする。
②「色」欄で条件を満たしたときの文字色を選択する。
コレで条件を満たしたときに文字色が変わるようになります。
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