Excelの『MATCH関数』は”指定した範囲内で、検索対象の値が入ったセルが何行(何列)目にあるかを調べる”ための関数です。
INDEX関数やVLOOKUP関数などと組み合わせると詳細な処理ができるようになるので、ぜひ覚えておきましょう。
では、さっそく解説していきます。
MATCH関数の使い方
ここではMATCH関数の「記述の仕方」「具体的な使い方」について解説していきます。
MATCH関数の記述の仕方
MATCH関数の記述は下の通りです。
=MATCH(検査値,検査範囲,[照合の種類])
引数 | 意味 |
検査値 | 「検索する値(もしくはセル)」を指定する |
検査範囲 | 「検索するセル範囲」を指定する |
照合の種類
※省略可 |
「どのレベルで照合するか」を指定
「1 – 以下」「0 – 完全一致」「-1 – 以上」の3つの数値から選択 |
MATCH関数の具体的な使い方
ここでは「”「斉藤花子」という文字列が何行目にあるか”」という内容でMATCH関数を使ってみます。
下がその結果になります。
『B8』:=MATCH(“斉藤花子”,A2:A6,0)
上の式では第一引数である『検査値』に”斉藤花子”を指定しています。
次に第二引数では検査値を調べる範囲である『検査範囲』で”セルA2~セルA6”を指定しています。
最後の第三引数の『照合の種類』では”0:完全一致”を指定しました。
結果、検査範囲の上から3行目に”斉藤花子”という文字列が入ったセルがあるので、”3”がセルB8に入力されます。
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