Excelの『ROUND関数』は”数値を四捨五入する”ための関数です。
加えて、切り上げの『ROUNDUP関数』、切り下げの『ROUNDDOWN関数』まで解説していきます。
この関数は数字を扱う業務では頻繁に使うモノなので、ぜひ覚えていってください。
では、さっそく解説していきます。
ROUND関数の使い方
ここではROUND関数・ROUNDUP関数・ROUNDDOWN関数の「記述の仕方」「具体的な使い方」について解説していきます。
ROUND関数の記述の仕方
ROUND関数らの記述は下の通りです。
=ROUND(数値,桁数)
=ROUNDUP(数値,桁数)
=ROUNDDOWN(数値,桁数)
引数 | 意味 |
数値 | 四捨五入したい数値を指定する |
桁数 | どの桁で四捨五入するかを指定する
|
ROUND関数の具体的な使い方
ここでは「”1234.654”」という数値を3つの関数で四捨五入していきます。
今回の”1234.654”の数値での第二引数の「桁数」の関係は下の通りです。
数値 | 1 | 2 | 3 | 4. | 6 | 5 | 4 |
第二引数 | -3 | -2 | -1 | 0 | 1 | 2 | 3 |
例えば、RAUND関数のセルB5の式は『=ROUND(A2,-2)』としています。
この場合、百の桁で四捨五入されるので、結果は”1200”となります。
それ以降も桁数を下げていくことで、四捨五入する桁数も下がっていくことが上の表でわかるかと思います。
これはRAUNDUP関数・RAUNDDOWN関数でも同様の動きをします。
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