Excelの『INDEX関数』は”範囲内の行・列を指定して交差する位置の値を取り出す”ための関数です。
セル内の値を取得したい場合によく使うので、ぜひ覚えていってください。
では、さっそく解説していきます。
INDEX関数の使い方
ここではINDEX関数の「記述の仕方」「具体的な使い方」について解説していきます。
INDEX関数の記述の仕方
INDEX関数の記述は下の通りです。
=INDEX(範囲, 行番号, [列番号],[領域番号])
引数 | 意味 |
範囲 | 「検索したい範囲」を指定する |
行番号 | 『範囲』内で「上から何行目か」を指定する |
列番号 | 『範囲』内で「左から何列目か」を指定する ※省略可 |
領域番号 | 複数の範囲を指定した際に何番目の範囲かを指定する ※省略可
例えば「=INDEX((A3:B7,C3:D7),1,2,1)」のように第一引数で「()」で複数の範囲を指定し、「A3:B7」の範囲を指定する場合は”1”を指定する |
INDEX関数の具体的な使い方
ここでは「”表の2行・3列の値を取得する”」という内容でINDEX関数を使ってみます。
下がその結果になります。
『B9』:=INDEX(B3:D7,2,3)
上の式ではINDEX関数の第一引数である『範囲』に”セルB3~セルD7”を指定しています。
この範囲の指定により、5行・3列の値をINDEX関数関数を用いて取得することができるようになります。
そして、第二引数である『行番号』は”2”を、第三引数の『列番号』では”3”を指定しています。
これにより、『範囲』で指定した範囲から「上から2行、左から3列」であるセルD4の値を取得することができます。
結果、セルD4の値である「88」がセルB9に入力されています。
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